素敵なものはそのままに・・・

東大オケの東京公演に行ってまいりました。

千葉公演もよかったけど、東京はまたさらにパワーアップ・・・。
音がすごく響いてて感動してしまった。

あれだけ心に響いてくる音って、めったに会えるもんじゃないですよね。
もちろん、東大オケっていう集りの中で４年間、毎日いろいろなものを経験してきたという思い入れもありますが。


ひとつの曲を作り上げるのに、ここはどのような情景だとか、どのような作曲者の意図が込められているかとか、指揮者やトレーナーからとっても大きな感じ方を受け取ったり、好きなメロディを特に大切にして、毎日口ずさんでイメージを高めていったり・・・

そういう集大成がこの舞台なんだなって思うとなんだかとっても懐かしい。

あの大きすぎる時間を思うとき、愛すべき物や組織、人というものだけに、すべての時間を投入できた時代だったよな、って思う。

今の生活も、徐々にだけど、世界だったり、身近な人だったり、いとおしく思えるものに自分が何ができるか？何ができるようになってきているか？っていうことを意識できるようになって、とっても充実はしている。

でも、社会は大きいんだ。すべてを愛そうとするとパワーがいるよ。


ただ、決して学生の、あの素晴らしくて熱い時間に戻りたいとは思わない。
何にせよ、あれだけ打ちこめたものがあったとか、世の中に素敵なものがいっぱいあるんだとか、魅力的な人とかかわることってこんなに自分に力を与えてくれるんだとか・・・

そういった愛すべきものが何かってことを教えてくれたのは、あの時代なんだもの。

今でも原点でありつづけている。


そして、みんな、それぞれが思い思いに原点を感じて、それぞれの今の生き方に触れて、ただ馬鹿な話に花を咲かせてお酒に浸る。

嗚呼、素晴らしき輝き。

とってもパワーがわいてきました。
まだまだ俺、がんばれる！