There's only us. There's only this.
Forget regret, or life is yours to miss.
No other road, No other way.
NO DAY BUT TODAY.
---from 『RENT』, Dear Mr.Jonathan Larson---
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プロフィール
HN:
yamna
年齢:
39
性別:
男性
誕生日:
1984/06/09
自己紹介:
世界を夢見て飛び回る。
どこに行っても陽が上る。
そんなこの世が大好きなのさ!
一人の若造が社会に飛び出しました。
そんな男のすなる日記・・・
どこに行っても陽が上る。
そんなこの世が大好きなのさ!
一人の若造が社会に飛び出しました。
そんな男のすなる日記・・・
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Mon.10/27. 2008
10.26 SUN 17:53
日曜です。
8時に運ばれてきた朝食から、ゆっくりとまた一日が始まりました。
晴れていたら、昨日少し歩いた先にある都心部を見て、博物館でも行こうかと思ったけど、あいにくの雨。
昼前からしとしとと、降り続いておりました。
空気中に待った真黒な排気ガスや、舞い上がった砂、そういったものを洗い流してくれ、幾分空気も湿っているために、今日は息がしやすかった気がします。
そして、路上にまかれた家畜や人の排泄物や、ゴミから出るものすべても溶かし、地下へと水は流れていく。
都市の配管は破損していても放置だそうなので、とうぜん生活用水の配管にもそういうものがしみ込んで・・・・
今朝、歯を磨いた水は、そんな水。
考えると気持ち悪いですが、ここにいる人はそういう生活をしているのです。
いや、ホテルだからまだ、ましかもしれません。
昨日歩いた光景の中には、水路のあっちで小便をしているなか、こっちでは一生懸命足を洗っている、というものがありました。
あたりまえ、なのでしょうね。
エチオピアの人たちは、昔から水へのアクセスが悪いせいか、世界でも「1日に使う生活用水の一人当たりの量」は断トツの最下位だそうです。
ブービーがカンボジアだそうですが、数値的にはそのカンボジアの半分。
詳しい数字は書き留めていなかったので、本当に正確な情報かは調べてみないといけませんが、それだけ水を使わない国のようです。
---------------☆----------------☆-------------
アディスアベバについてからというもの、事務所員の方々がいろいろな所にご飯に連れて行ってくれるのですが、すべて韓国料理だったりイタリアンだったりで、まだ現地の料理の洗礼を受けておりません。
インジェラ、食べてみたいのですが、2年近くこの国で暮らしていると、あえてそういうものを食べようとは思わないみたいです。
多忙な日々のストレスを抱え、日本らしい生活を求めている職員と、
はじめてのアフリカに期待と不安を胸に現地のものに触れてみたいと思う自分。
想像以上のギャップがあり、ちょっととまどっています。
アフリカの中の日本人という異分子。
その日本人の中でもさらなる異分子である自分。
皆さん輪に入るのは、時間と、過酷な環境と、仕事のやりがいと、何かそういうものがないと難しそうです。
今はまだ、お客さん、なのでしょうね。
そろそろ新たな環境に対する緊張も和らいできたのだし、明日から積極的に回りに刺激を与えられる人材になれればな、と思います。
いい人ばかりなのだろうけど、日本人同士で何かと集まろうとしたり、仕事をこえて、プライベートでも親密な生活をするというのは、日本にいる時には想像すらしておりませんでした。
でも、今日、雨の中、一人ホテルの自室にいると、そういうお互いの関係がどれだけ大事なものか、少しわかった気がします。
「何もない」という環境。
テレビをつけても、BBCかCNN、映画かサッカーのみ。
出かけるにしても、ショッピングモールのようなものはなく、気晴らしになるものって、本当になさそうです。
そんな中、お互いに連絡を取り合い、スポーツをしたり、家で日本食を食べたり。それがどれだけ大きな癒しになることでしょう。
正直、昨日の夜から、今日一日にかけて、つらかった。
まだ気楽に連絡できる人も少ないし、かといってホテルにいると殺風景な部屋にただ一人。
夢に友人がでてきたりして、認めたくはないけどさびしく感じてしまいます。
昨日はぶらりと一人であちこち歩くこともできたけど、今日はあいにくの雨。
することもなくて、ひたすら持ってきた本を読み進めていました。
たまに部屋に来るボーイさんにアムハラ語を聞いてみたり、たわいもない雑談をしてみたり。
10冊持ってきた本のすでに3冊を読み終えてしまいました。
みんな、こういう環境に身を置いて、仕事をしている。
これは、本当に途方もないほど意志の強さのいる職業だと思いました。
現場に来てできること。
ここでしかできないこと。
自分がくることでできること。
そういうものを「生きがい」とか「やりがい」として感じられなければ、ただつらいだけの海外生活になってしまいそうです。
自分も早く何かをみつけたい。
ここで、自分しかできないことってなんでしょうね。
世界やこの国のために、何かをしたいと思うことはずっと持ち続けてはいる。
でも、町をあるけば、老若男女とわず物乞いが手を差し伸べ、すれ違いに「ニーハオ」「チャイナ」と声をかけられ、それに対し、ひたすら警戒しながら無視するだけ。
ゴミだらけの河川や、竹で足場を組んだだけの高層ビルの建設現場を見て、違和感を覚えても、できるのはそこに立って眺めるだけ。
自分という存在は途方もなくちっぽけだ、と町を歩きながら思った。
半年。たった半年、されど半年。
ここで、何かをみつけよう。
いろいろ見て、何かを感じて、時には憤りを感じて、憤りに対して何かしてやろう、全力でできることをしていこう。
なんか、変な日記になった。
時間があると、いろいろ考える。
自分はもっと強くならないといけない。
日曜です。
8時に運ばれてきた朝食から、ゆっくりとまた一日が始まりました。
晴れていたら、昨日少し歩いた先にある都心部を見て、博物館でも行こうかと思ったけど、あいにくの雨。
昼前からしとしとと、降り続いておりました。
空気中に待った真黒な排気ガスや、舞い上がった砂、そういったものを洗い流してくれ、幾分空気も湿っているために、今日は息がしやすかった気がします。
そして、路上にまかれた家畜や人の排泄物や、ゴミから出るものすべても溶かし、地下へと水は流れていく。
都市の配管は破損していても放置だそうなので、とうぜん生活用水の配管にもそういうものがしみ込んで・・・・
今朝、歯を磨いた水は、そんな水。
考えると気持ち悪いですが、ここにいる人はそういう生活をしているのです。
いや、ホテルだからまだ、ましかもしれません。
昨日歩いた光景の中には、水路のあっちで小便をしているなか、こっちでは一生懸命足を洗っている、というものがありました。
あたりまえ、なのでしょうね。
エチオピアの人たちは、昔から水へのアクセスが悪いせいか、世界でも「1日に使う生活用水の一人当たりの量」は断トツの最下位だそうです。
ブービーがカンボジアだそうですが、数値的にはそのカンボジアの半分。
詳しい数字は書き留めていなかったので、本当に正確な情報かは調べてみないといけませんが、それだけ水を使わない国のようです。
---------------☆----------------☆-------------
アディスアベバについてからというもの、事務所員の方々がいろいろな所にご飯に連れて行ってくれるのですが、すべて韓国料理だったりイタリアンだったりで、まだ現地の料理の洗礼を受けておりません。
インジェラ、食べてみたいのですが、2年近くこの国で暮らしていると、あえてそういうものを食べようとは思わないみたいです。
多忙な日々のストレスを抱え、日本らしい生活を求めている職員と、
はじめてのアフリカに期待と不安を胸に現地のものに触れてみたいと思う自分。
想像以上のギャップがあり、ちょっととまどっています。
アフリカの中の日本人という異分子。
その日本人の中でもさらなる異分子である自分。
皆さん輪に入るのは、時間と、過酷な環境と、仕事のやりがいと、何かそういうものがないと難しそうです。
今はまだ、お客さん、なのでしょうね。
そろそろ新たな環境に対する緊張も和らいできたのだし、明日から積極的に回りに刺激を与えられる人材になれればな、と思います。
いい人ばかりなのだろうけど、日本人同士で何かと集まろうとしたり、仕事をこえて、プライベートでも親密な生活をするというのは、日本にいる時には想像すらしておりませんでした。
でも、今日、雨の中、一人ホテルの自室にいると、そういうお互いの関係がどれだけ大事なものか、少しわかった気がします。
「何もない」という環境。
テレビをつけても、BBCかCNN、映画かサッカーのみ。
出かけるにしても、ショッピングモールのようなものはなく、気晴らしになるものって、本当になさそうです。
そんな中、お互いに連絡を取り合い、スポーツをしたり、家で日本食を食べたり。それがどれだけ大きな癒しになることでしょう。
正直、昨日の夜から、今日一日にかけて、つらかった。
まだ気楽に連絡できる人も少ないし、かといってホテルにいると殺風景な部屋にただ一人。
夢に友人がでてきたりして、認めたくはないけどさびしく感じてしまいます。
昨日はぶらりと一人であちこち歩くこともできたけど、今日はあいにくの雨。
することもなくて、ひたすら持ってきた本を読み進めていました。
たまに部屋に来るボーイさんにアムハラ語を聞いてみたり、たわいもない雑談をしてみたり。
10冊持ってきた本のすでに3冊を読み終えてしまいました。
みんな、こういう環境に身を置いて、仕事をしている。
これは、本当に途方もないほど意志の強さのいる職業だと思いました。
現場に来てできること。
ここでしかできないこと。
自分がくることでできること。
そういうものを「生きがい」とか「やりがい」として感じられなければ、ただつらいだけの海外生活になってしまいそうです。
自分も早く何かをみつけたい。
ここで、自分しかできないことってなんでしょうね。
世界やこの国のために、何かをしたいと思うことはずっと持ち続けてはいる。
でも、町をあるけば、老若男女とわず物乞いが手を差し伸べ、すれ違いに「ニーハオ」「チャイナ」と声をかけられ、それに対し、ひたすら警戒しながら無視するだけ。
ゴミだらけの河川や、竹で足場を組んだだけの高層ビルの建設現場を見て、違和感を覚えても、できるのはそこに立って眺めるだけ。
自分という存在は途方もなくちっぽけだ、と町を歩きながら思った。
半年。たった半年、されど半年。
ここで、何かをみつけよう。
いろいろ見て、何かを感じて、時には憤りを感じて、憤りに対して何かしてやろう、全力でできることをしていこう。
なんか、変な日記になった。
時間があると、いろいろ考える。
自分はもっと強くならないといけない。
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無題
1年半前の俺を見てるような気がした。環境は違えど、心境は同じだったんだろうな。
孤独感との闘いと新たな出会いから生まれる自分の中でのバランスが、yamnaのこの後の人生において、きっと意味を持ってくると思う。
まだ、その世界と自分とのリズムが生まれてないんだろうと思う。しばらくしたら、良いリズムが出てくるよ。
本とか送ってほしいものがあったらmixiでメッセージでもくれ。
孤独感との闘いと新たな出会いから生まれる自分の中でのバランスが、yamnaのこの後の人生において、きっと意味を持ってくると思う。
まだ、その世界と自分とのリズムが生まれてないんだろうと思う。しばらくしたら、良いリズムが出てくるよ。
本とか送ってほしいものがあったらmixiでメッセージでもくれ。
無題
>マスター
僕の見ている視線では現状を正しく伝えられることは難しかもしれませんが、一人の人間として見ているものを伝えることで、少しでもこの国に興味を持ってくれる人がでたら、それは大きな自分の存在意義になるんじゃないかとおもいます。
ささやかな楽しみはどこであっても大事ですよね。
関係ないですが、半年後に食べるお好み焼きが今から楽しみで仕方ありませんw
>さすらい
そうかもね。環境は違うけど、やりばのない寂しさは今ならわかる気がする。
それに打ち勝つのは、生きがいとか仕事のやりがいとかになるのかな。
自分の中のバランス・・・。難しそうだな。しっかり心の声を聞きながら歩く方向を見定めてみるよ。
>ふるちん
ブルキナはもっと過酷なんかな?
日本がいかに慌ただしかったことか、と思う。
半年、あっという間になりそうだもんね、大事にしなくちゃ。
こっちも雨季が終わった直後なんだよ。昨日の雨はかなり珍しかったみたい。事務所でも話題になってました。
ちなみに3月~4月の少雨期に雨が降らないと大変なことになるので、帰る前には雨を見て帰りたいかな。
僕の見ている視線では現状を正しく伝えられることは難しかもしれませんが、一人の人間として見ているものを伝えることで、少しでもこの国に興味を持ってくれる人がでたら、それは大きな自分の存在意義になるんじゃないかとおもいます。
ささやかな楽しみはどこであっても大事ですよね。
関係ないですが、半年後に食べるお好み焼きが今から楽しみで仕方ありませんw
>さすらい
そうかもね。環境は違うけど、やりばのない寂しさは今ならわかる気がする。
それに打ち勝つのは、生きがいとか仕事のやりがいとかになるのかな。
自分の中のバランス・・・。難しそうだな。しっかり心の声を聞きながら歩く方向を見定めてみるよ。
>ふるちん
ブルキナはもっと過酷なんかな?
日本がいかに慌ただしかったことか、と思う。
半年、あっという間になりそうだもんね、大事にしなくちゃ。
こっちも雨季が終わった直後なんだよ。昨日の雨はかなり珍しかったみたい。事務所でも話題になってました。
ちなみに3月~4月の少雨期に雨が降らないと大変なことになるので、帰る前には雨を見て帰りたいかな。