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There's only us. There's only this. Forget regret, or life is yours to miss. No other road, No other way. NO DAY BUT TODAY. ---from 『RENT』, Dear Mr.Jonathan Larson---
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yamna
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性別:
男性
誕生日:
1984/06/09
自己紹介:
世界を夢見て飛び回る。
どこに行っても陽が上る。
そんなこの世が大好きなのさ!

一人の若造が社会に飛び出しました。
そんな男のすなる日記・・・
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Fri.11/07. 2008
2008.11.6 FRI in Ethopia

いつの間にやら3週目も終わる。
だんだん周りの人とも話せるようになってきて、少しずつだけど居場所ができ始めてるのかな、とほっとする。

とはいえ、与えられたことをなかなか進められない。
決断力と人とのスムーズな連携、全然足りてないな・・・。

課題は多い。来週からちょっと意識を変えて動いてみよう。


さて、今日まで事務所のいろいろな方が当番制で昼と夜の御飯の面倒を見てくださいました。
いろいろなレストランとか、自宅へのお呼ばれで在外での生活ってのがどんな風だとか、結構ここで生活をするには十分な知恵を授かったと思います。
ホテルも近いうちに移るし、1ヶ月くらい長期のプロジェクトに入り込んだりしますが、結構生活面で苦労することはなくなったのかな。

さてさて、今日得た知恵。

ちょっと問題形式で!w

写真の木の棒、いったい何に使うのでしょう?
と思ったが、適当な写真がなかった。

元の木がこんな木です↓



赤い枝は若い枝なのですが、固い枝になったものを切ってきて使うんですね。
ほんとにただの木の枝ですが、何に使うのでしょう?
ヒント・・めっちゃ気持ちイイですw
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Wed.11/05. 2008
2008.11.5 18:00 in Ethiopia

朝、朝食を持ってきたボーイさんの第一声が「おはよう!」ではなく「Good News聞いたか?」でした。

なんのことはない、オバマ氏の勝利のことです。
アメリカ大統領選、やっと終わりましたね。
ここ近日ずっとBBCのニュースで報道していましたが、エチオピアの人たちが今回の大統領選をかなり意識していたのはすこし驚きでした。

お昼に事務所に来ていたパソコン関係の業者の人ともその話をしたのですが、エチオピア人がここまでアメリカの大統領選に沸いたのは初めてだ、と話していました。

やはり、黒人で初のアメリカ大統領というのは、センセーショナルのようです。

「彼はきっとアフリカのために何かしくれる。」
「黒人の誇りだ。」
「彼は人柄も話し方も非常に魅力的だ、そう思わないかい?」

彼はものすごい熱意で語っていました。

なんか、ちょっと感動します。
肌の色の差別はあってはならないことだと思うし、こういう黒人同士の共感って、もしかしたら差別の延長とか裏づけになってしまうのではないかとふと思うこともあります。
でも、日本人って、日本人しか同属として考えることはないと思いませんか?(アジアという意識も他の国と比べるとやっぱり薄いと思うし)

この選挙の結果で何かアフリカで変わるのでしょうか?

ちなみにオバマ氏の父親はケニアからの移民者。
今日は、国を挙げての祭日だそうです!



もひとつ。

こんなニュースが流れ、現在何が起こるかわからない状況。
怖いよ。

Ethiopia warns of possible terrorist attack
Mon.11/03. 2008
2008.11.3 15:50 in Ethiopia

気付けば暦も変わって、11月。
エチオピアに降り立ち2週間目に突入しています。

最近、首都でも地方でも、毎日のように雨が降っています。
ずっとではないけれど、雷雨であったり、しとしとと振ったり。

ゲリラ豪雨は日本だけでなく世界的なものなのかもしれません。
イエメンでは洪水で死人まで出ているというし、昨日のニュースではベトナムでも洪水があったとか・・・。

エチオピアは今は乾季のはずなのです。
誰聞いても、この時期の雨はUnusualだとか。

雨季の適切な時期に降る雨は、作物を育てるけれど、この時期の雨は必ずしも作物にプラスになるわけではない。
特に今からの時期は主食のインジェラの原材料テフの収穫期。

稲の収穫期に来る台風のように、この時期の雨は、せっかく実った籾(?)を洗い落としてしまうとか。

今年は旱魃の危惧されている年。
この時期の雨が、どんな影響を与えるのでしょう?

-------------★--------------------★-----------

お久しぶりです。皆様。
更新できなくてごめんなさい。

もちろん通信状態が気まぐれすぎるのが原因なのですが、更新できなかったのには2つほど理由があります。

1つめは、先週末2日間だけアディスから南東の方へ2時間弱走ったところにある東ショアゾーンで行われているFRGというプロジェクトの視察に同行しておりました。(簡単にいえば、農業研究者と普及者、農民の連携により、農民参加型の農民研究グループ(FRG)体制を確立しようというもの。)

Adama(英名Nazaret)と呼ばれるエチオピアでは3番目らしい街を拠点に、FRGの本部やFRGに参加している農家を訪れたり、農協を訪問したり、FRGだけでなくManaBuという教育プロジェクト(現在は終了している)の学校や無償の要請のでている幹線道路の拠点となる橋梁を見てきました。

始めて見るプロジェクトの現場であり、現場で働く人だけではなく、現地の農民の農業の様子や生活状況を目の当たりにすることができ、非常に新鮮で、紙ベースではイメージできなかったことを沢山感じることができました。
あまりに刺激が沢山で、まだ頭を整理しきれていないのですが、思い描いているプロジェクト達成像を達成するには途方もないくらいの行動や細かい働きかけが必要なのだな、と感じました。

プロジェクトだけでなく、人や国の生活に関わる仕事を担当するということは、本当に難しいことだなと、つくづく感じたし、感受性や想像量、忍耐力そして人を感化させる人間性が非常に重要なものなのかもしれないと改めて思いました。

こうやって抽象的な表現にしてしまうのは好きではないけれど、正直、まだ自分がそういう立場になったときにどう振舞えばいいかとか、様々なディスカッションの場において、どんな問いかけや発現をすればいいかとか、本当にわからないし、自分の無知・無力さ故にただ情報を受け入れるしかできないのが、非常にもどかしい。

まあ、来て一週間でわかるようであれば、誰でもできる仕事になってしまうのかもしれない。
今は見て、感じて、足りないことは何かを考えつつ、勉強していくしかないのだろうね。

現地で撮った写真をちょっとアップ。

これが、テフ。収穫されてるとこんな山があちこちに見えます。
実はびっくりするほど小さい。いつか綺麗に写真が撮れたら載せますね。


農家の伝統的な家。中はかなり綺麗です。
でも最近は西洋風の家が主流になりつつあるそうです。
どこでも、伝統的なものって失われるのかもしれませんね・・・。


視察に訪れるとどこからともなくいっぱい集まってきますw
犬でさえも車をとりかこんで追ってきます(ちょっと怖い)。

子どもの笑顔って、本当に綺麗。
頑張ろう、って思う。


2つ目は、ぶっちゃけ体調を崩していたからです。

どうやらレストランでのデザートのアイスが原因ではないかとのうわさですが、1週間目にして始めての食あたり。
出張の当日になって、朝急におなかが痛くなったかと思えば、熱は出るは出るものは出るわ。

とはいえ、せっかくの現場を見れる機会だから、だめだとは知りつつも無理をしてしまいましたが・・・。

週末は、薬を飲んでバタンQでした。
今日はようやく体調が戻り、久々に食べ物を食べることができました。
カンボジアのときほどではなかったけど、あのときの再来かと思って結構怖かった。

まあ、とりあえず大事に至らずにすんでよかったです。
食べ過ぎたり、まずいな!っと直感したら控えるというのが大事みたいですね。
体には免疫で何とかできる許容量というものがあるみたいです。



んー。他にも書きたいことあるな。
また後ほど。
Tue.10/28. 2008
10.27 MON 22:42

さて、月曜日です。
ジャンプの続きが非常に気になりますが、当然この国で手に入るわけもなし。
特にone pieceの蛇が、リトルガーデンの最後の巨人のセリフ「われらに突き通せぬものは血に染まった蛇だけよ!」と関係があるのかなあ?ともやもやしているわけですが・・・。
誰か・・・ジャンプ、送って?w


閑話休題


さて、一週間の幕開けです。
今日は庶務やらブリーフィングやら、外部への説明の兆候やら・・・。
人の話を聞くのって疲れます。聞いた話を飲みこんで勉強するのも疲れます。
でも、今はがんばれます。知れば知るほど、国が好きになる気がします。

そう・・・たとえ部屋が急に真っ暗になろうとも・・。


話は少し遡って、昨日の話。
ホテルの部屋に電気コンロが導入されていたので、少しずつ自炊を始めてみることにしました。

150birr(ブル。大体1500円くらいと考えたらよい。)くらいの小ぶりの鍋を買って、アボガドとオレンジを買ってみた。

歓迎会の残り物をいただいていたので、アボガドを野菜にそれで夕食を済ませようと思ったのですが・・・。
アボガド、固い。。。

くりぬけない。いや、くりぬいたところで噛めないw

仕方ないので、とりあえず真ん中部分をそぎ落とし、朝食のときにくすねておいたバターでソテーにしてみることに。。。

なんとなく外見じゃがいもに似てるし、焦げ目がつけばじゃがバターっぽい。

で、食ってみると、確かに食感はじゃがバター。
でも、あと味が苦い。。。苦くてたまらない。

悶絶しながらオレンジジュースで流し込み、のたうちまわっていると、部屋の電気が消えました。


噂の停電。

これからの時期、乾期になるので、水力発電に頼っている我が国は停電が多くなるそうです。

しかし、何の前触れもなく消える電気。
本当に真っ暗って、結構怖いものです。

懐中電灯をつけて過ごすも、結局3時間くらい電気は戻らなかったので、寝てしまったのですが・・・。


洗礼。ですね。

へこむより、なんだかハイテンションになってしまいました。


しかし、問題は料理。
よくわからない食材をどうやって使っていくべきか、難しいところです。



ちなみに・・・。
ネット、事務所は只今停止中。
ネットを使った業務は完全にストップです。

ホテルは無線LANだから、見れるサイトは限られている。
Hotmailは優秀。すぐ見れる。
i-mode netは糞。見れたためしがない。Javaとか使わんでええねん。
もっと軽くして実用性を重んじるべき!とドコモに抗議したい。
Mon.10/27. 2008
10.26 SUN 17:53

日曜です。
8時に運ばれてきた朝食から、ゆっくりとまた一日が始まりました。

晴れていたら、昨日少し歩いた先にある都心部を見て、博物館でも行こうかと思ったけど、あいにくの雨。
昼前からしとしとと、降り続いておりました。

空気中に待った真黒な排気ガスや、舞い上がった砂、そういったものを洗い流してくれ、幾分空気も湿っているために、今日は息がしやすかった気がします。

そして、路上にまかれた家畜や人の排泄物や、ゴミから出るものすべても溶かし、地下へと水は流れていく。
都市の配管は破損していても放置だそうなので、とうぜん生活用水の配管にもそういうものがしみ込んで・・・・

今朝、歯を磨いた水は、そんな水。

考えると気持ち悪いですが、ここにいる人はそういう生活をしているのです。
いや、ホテルだからまだ、ましかもしれません。
昨日歩いた光景の中には、水路のあっちで小便をしているなか、こっちでは一生懸命足を洗っている、というものがありました。

あたりまえ、なのでしょうね。

エチオピアの人たちは、昔から水へのアクセスが悪いせいか、世界でも「1日に使う生活用水の一人当たりの量」は断トツの最下位だそうです。
ブービーがカンボジアだそうですが、数値的にはそのカンボジアの半分。

詳しい数字は書き留めていなかったので、本当に正確な情報かは調べてみないといけませんが、それだけ水を使わない国のようです。


---------------☆----------------☆-------------

アディスアベバについてからというもの、事務所員の方々がいろいろな所にご飯に連れて行ってくれるのですが、すべて韓国料理だったりイタリアンだったりで、まだ現地の料理の洗礼を受けておりません。
インジェラ、食べてみたいのですが、2年近くこの国で暮らしていると、あえてそういうものを食べようとは思わないみたいです。

多忙な日々のストレスを抱え、日本らしい生活を求めている職員と、
はじめてのアフリカに期待と不安を胸に現地のものに触れてみたいと思う自分。
想像以上のギャップがあり、ちょっととまどっています。

アフリカの中の日本人という異分子。
その日本人の中でもさらなる異分子である自分。
皆さん輪に入るのは、時間と、過酷な環境と、仕事のやりがいと、何かそういうものがないと難しそうです。
今はまだ、お客さん、なのでしょうね。
そろそろ新たな環境に対する緊張も和らいできたのだし、明日から積極的に回りに刺激を与えられる人材になれればな、と思います。

いい人ばかりなのだろうけど、日本人同士で何かと集まろうとしたり、仕事をこえて、プライベートでも親密な生活をするというのは、日本にいる時には想像すらしておりませんでした。

でも、今日、雨の中、一人ホテルの自室にいると、そういうお互いの関係がどれだけ大事なものか、少しわかった気がします。

「何もない」という環境。
テレビをつけても、BBCかCNN、映画かサッカーのみ。
出かけるにしても、ショッピングモールのようなものはなく、気晴らしになるものって、本当になさそうです。
そんな中、お互いに連絡を取り合い、スポーツをしたり、家で日本食を食べたり。それがどれだけ大きな癒しになることでしょう。

正直、昨日の夜から、今日一日にかけて、つらかった。
まだ気楽に連絡できる人も少ないし、かといってホテルにいると殺風景な部屋にただ一人。
夢に友人がでてきたりして、認めたくはないけどさびしく感じてしまいます。

昨日はぶらりと一人であちこち歩くこともできたけど、今日はあいにくの雨。
することもなくて、ひたすら持ってきた本を読み進めていました。
たまに部屋に来るボーイさんにアムハラ語を聞いてみたり、たわいもない雑談をしてみたり。

10冊持ってきた本のすでに3冊を読み終えてしまいました。


みんな、こういう環境に身を置いて、仕事をしている。
これは、本当に途方もないほど意志の強さのいる職業だと思いました。

現場に来てできること。
ここでしかできないこと。
自分がくることでできること。

そういうものを「生きがい」とか「やりがい」として感じられなければ、ただつらいだけの海外生活になってしまいそうです。

自分も早く何かをみつけたい。
ここで、自分しかできないことってなんでしょうね。

世界やこの国のために、何かをしたいと思うことはずっと持ち続けてはいる。

でも、町をあるけば、老若男女とわず物乞いが手を差し伸べ、すれ違いに「ニーハオ」「チャイナ」と声をかけられ、それに対し、ひたすら警戒しながら無視するだけ。

ゴミだらけの河川や、竹で足場を組んだだけの高層ビルの建設現場を見て、違和感を覚えても、できるのはそこに立って眺めるだけ。

自分という存在は途方もなくちっぽけだ、と町を歩きながら思った。


半年。たった半年、されど半年。

ここで、何かをみつけよう。
いろいろ見て、何かを感じて、時には憤りを感じて、憤りに対して何かしてやろう、全力でできることをしていこう。





なんか、変な日記になった。
時間があると、いろいろ考える。
自分はもっと強くならないといけない。
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こらいおんは夢うつつ (c) yamna
ILLUSTRATION by  nyao
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